カーメル・アペラシオン|カベルネ・シラーズとの出会い
カーメルのアペラシオン・シリーズとはもう長いお付き合いで、思い出の多いワインの1つです。
2017年頃の話になりますが、発注前に試飲用のワインをまずは取り寄せて、1つ1つ味を確認してから発注していたものですが、試飲用に注文したカーメル・アペラシオンが届きましたのが2017年2月のこと。
その時のカベルネ・シラーズのヴィンテージは2013年で、エチケットは下図のようにマンガ調のフクロウが描かれた、なかなか個性的なエチケットでした。
ところが注文したワインが届いてみると
何とワインのエチケットが新しくなっていて、現在と同じ金色に輝く図柄でヴィンテージは2014年になっています。取り敢えず味わいに変わりは無く、こちらのエチケットも重々しくて悪くはありませんでしたので、このまま販売を始める事になるのです。
以来ヴィンテージが2018年までこの金色に輝くエチケットだったのですが、2019年からはまた2014年以前のマンガ調のエチケットに戻ります。尤も市場には2014年以前のワインもまだ出回っていますから、2つのエチケットが混在する状況ですね。
いずれにしろ現在のエチケットのワインも、手元の残りは少なくなってきていまして、この重々しいエチケットが懐かしく思える日もそう先の話ではありません。
イスラエル大使館主催のハヌカパーティでのプロモーション
新しいエチケットになってワイナリーも積極的にプロモーションしていた時期ですし、日本でもこのアペラシオン・シリーズをPRしようと、2018年の12月にイスラエル大使館主催の八方園で行なわれたハヌカパーティに出店したときの写真が下記です。.
ワイナリーからカーメル・アペラシオンのポスター用データをわざわざ取り寄せて、A0サイズに印刷して壁に貼ったのですが、あまりにも会場が広すぎて、努力の割には目立たなかった事を憶えています。
そんな思い出のあるカーメル・アペラシオン|カベルネ・シラーズですが、実は市場ではなかなか高い評価を得ているワインなのです。
重たい飲み口のどっしりとした存在感が魅力を放つフルボディの赤ワイン
色合いは黒っぽさの漂う濃い赤紫色をしていて、ふくよかで厚みのある果実風味が重たい飲み口を漂わせるどっしりとした存在感を放ち、奥の方から黒胡椒のスパイシーな風味が顔を出してアクセントを添えています。
フルボディの厚みのある味わいに酸味、渋味、濃厚な果実風味、スパイシーなニュアンスが実にバランス良く溶け合った深みのある味わいを醸し出していて、繊細な余韻に土の香り、樹木の香り、ロースト香が重なって複雑味を匂わせています。
抜栓後、少し時間を置くのもおすすめでしょう
しっかりとした存在感を放ちながら、多様なアクセントが角の取れたまろやかな飲み口となって溶け合い、飲んでいて飽きない豊かな色合いの飲み心地を奏でます。
ヴィンテージから5年~6年経ったイスラエルワインの味わい
カーメル・アペラシオン|カベルネ・シラーズの現在販売しているヴィンテージは2018年。
概ねイスラエルワインは、ヴィンテージから5年~6年経った味わいに間違いは無く、このワインも深みある味わいを放ちながら飲み手を魅了するのです。
※この赤ワインをお求めになる場合は以下の関連サイトをご参照ください:
『イスラエルワイン専門の通販サイト「IJCMドットコム』