オーガニック葡萄を使った豊かな飲み心地広がる辛口白ワイン

シーホース・ワイナリーの高品質辛口白ワイン

タツノオトシゴと名付けられたシーホース・ワイナリーは、設立から25年目を迎えるワイナリーです。
その風変わりなワイン造りはイスラエルでも良く知られていまして、従来イスラエルではあまり使われてこなかった葡萄品種に着目するのも特徴の1つです。当初からジンファンデルを導入していますし、シュナン・ブランやムールヴェードル、サンソーやクノワーズを使ったワイン造りも手がけています。

そして今回ご紹介する白ワインは、これら葡萄品種の中のシュナン・ブラン100%の辛口白ワインです。
そもそもシュナン・ブランはフランスのロワール地方を原産とする白ワイン用ブドウ品種で、豊富な酸を持つという特徴はありますが、その性格はニュートラルであると言われていますね。
そんな葡萄がこのワイナリーの型破りなワイン造りと出会い、最高品質のワインへと仕上がっているのです。

ジェイムズと名付けられた辛口白ワイン

オーガニックワインを謳ってはいませんが、ワイナリーが所有するオーガニック栽培のバル・ギオラ葡萄園で収穫された葡萄が使われていまして、収穫後、特注フランス産オーク樽を使ったシュール・リーを経て瓶詰めされています。

このジェイムズと名付けられた白ワインは、ワイナリーの型破りなワイン造りの特徴を最もよく象徴していると言われています。慣習や画一的な考えにとらわれることなく、培養酵母のみならず自然酵母の利用も行なわれていますし、ワイナリーの大きな特徴である超高密度に植えられた葡萄の木からほんの僅かしか収穫されない高い品質の葡萄を生み出すユニークな葡萄造りに支えられた、個性溢れるワイン造りが行なわれているのです。

ワインの名前であるジェイムスとは、ワインメーカーであり、葡萄生産者であり、創業者の友人であり、そしてワイン造りのメンターでもあったジェイムスに捧げて名付けられています。

ユニークなワイン造りが創り出す品の良い質感漂う豊かな味わい

色合いは薄い黄色にとろみをうかがわせる黄金色が重なり、フローラルな香り、柑橘類の香りにほのかな甘みが漂いふくよかさを匂わせます。
一口目からとろみを感じる口当りにふっくらとした苦み、レモンやグレープフルーツ、柑橘類のフルーティな風味に微かなアルコール香も加わって品の良いミディアムボディのオイリーな質感を漂わせ、深みと厚みを匂わせる豊かな味わいが広がります。

時間の経過と共にほのかに甘みもただよう柑橘類の香りが豊かさを増し、爽やかで心地よい酸味、苦み、柑橘類の穏やかで澄んだ果実味、これらが豊かな飲み心地を奏で、そしてクリーミーなフィニッシュと微かにスパイシーなニュアンスが溶け合う長い余韻が心地よさを誘います。
後味には奥の方からゆったりと厚みを感じさせる、そしてほのかに蜂蜜をうかがわせる熟成感漂うふくよかな飲み口が湧上がってきて、魅惑溢れる飲み心地を漂わせて飲む人を引き付けるのです。

※ シーホース・ワイナリーの詳細は『こちら

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次