暑い時期にピッタリの白ワイン|ティシュビのデイリーワイン

ティシュビのフレンチ・リースリング

じっとしていても汗の吹き出る暑い季節を迎えていますが、こんな時にピッタリの、気軽に楽しめて爽やかな飲み心地広がるティシュビの白ワインの話です。

ティシュビ・ワイナリーといいますと、既にご紹介しているとおり、土壌の力を信じてブドウを育てる自然派ワイン造りを続けている造り手ですが、コーシャに留まらずヴィーガンワインやオーガニックワインも造っているワイナリーです。

そして実は、ティシュビはコロンバールを使ったブランデーやスパークリングワインも手がけていまして、コロンバールを扱うのは手慣れた物なのです。
今回ご紹介していますのはこのティシュビの特色溢れる品種の1つであるコロンバールと、イスラエルの白ワインで一番人気のエメラルド・リースリングをブレンドした白ワインです。

爽やかな飲み心地の白ワイン

すっきりとした爽やかな酸味が心地良いフレンチ・リースリング

ワイナリーの自然志向のワイン造りと品種の特徴が味わいにも色濃く現われていまして、フローラルな香り、ハーブやほのかに甘い果実香が溶け合う自然味豊かな香りが漂います
現在販売しているヴィンテージ 2020年からは、以前に比べてコロンバールの爽やかですっきりとした酸味がより存在感を放ち、これにエメラルド・リースリングのほのかな甘みが優しく寄り添い、なめらかな口当たりで飲みやすく、食前酒にも楽しめる飲み口となってテーブルを彩ります。

食前酒としても楽しめる飲み心地

変わらぬイスラエルの香り

2015年から輸入販売を続けているティシュビですが、切っ掛けはティシュビの造るエメラルド・リースリングがすっかり気に入りましてね。ほのかな甘みの中にイスラエルの空気を感じたものでした。


元々はエメラルド・リースリングとフレンチ・リースリングの2種類があったのですが、今ではエメラルド・リースリングとフレンチ・コロンバール(米国ではコロンバールをこう呼びます)とのブレンドであるフレンチ・リースリングのみが生産されていて、変わらぬほのかな甘みと苦みの中にイスラエルの匂いを当時のままに感じさせてくれています。

以前のエメラルド・リースリングとフレンチ・リースリング
以前のエメラルド・リースリングとフレンチ・リースリング

そして葡萄が生産されているのはショムロン地域

ショムロンは、ワイン産地の重要な地域の1つです。
イスラエルで最も大きなワイン産地であり、ハイファのあるカルメル山麓の南側を含む沿岸地域に広がっていて、ジフロン・ヤーコヴとビンヤミナの2つの町を取り巻く渓谷に多くのブドウ園が造られています。

カルメル山麓の寒冷気候と地中海の温暖な気候の両方の恩恵を受け、また石灰質の粘土、テラ・ロッサ、白亜質の石灰岩などが入り交じる特色ある土壌に恵まれ、古くから大々的に生産が続けられていた地域の一つです。
1880年代にエドモンド・ロスチャイルド男爵によって大がかりな開拓が始まって再度注目され、それ以降、イスラエルの最も伝統的かつ最大のワイン生産地域として発展して来た地域なのです。

自然派ワイン造り息づく体に優しい飲み心地が人気で

日本でも根強いファンのいるティシュビですが、今回ご紹介のフレンチ・リースリングはテーブルワインとして実に飲みやすく、暑い季節にピッタリの爽やかな味わいで飲む人を魅了するのです。

お試しになりたい時には、以下をご覧下さい:
ティシュビのワイン一覧

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